伝統工芸品『熊谷染』

江戸時代の中期以降から、熊谷市には染屋が多く集まるようになってきました。市内を流れる星川を中心に、荒川の伏流水が至る所に湧き出ていたこと、糊の生産地を近くに持ち、染色材料に恵まれていたことが、大きな理由として挙げられます。そして明治中期頃から形態が変わり始め、大正初期には京友禅や江戸小紋の流れをくむ、現在の熊谷染の原型が出来上がりました。

現在の熊谷染は、伝統技術とともに、新しい技術をとりいれ、機械加工では真似ができない手染め独特の味わいをもつものとして、全国的にも高く評価されています。埼玉県伝統的手工芸品にも指定されています。

かつては多くの業者が製作をしていましたが、今では3つの団体・企業が行うのみとなっています。そのような熊谷染を後世に残していくために、そしてより広めるために活動をしているのが、特定非営利活動法人熊谷染継承の会です。


ニュース

●令和7年10月18・19日(土・日)第65回熊谷染芸展(第60回熊谷染作品競技会)を開催します。

 

●令和7年4月20日(日)より『夢のプロジェクト』が開講! 17名の高校生が受講しています。

 

●令和6年11月16・17日(土・日)第20回熊谷市産業祭にて藍染ハンカチ制作体験コーナーを開催しました

●令和6年10月12・13日(土・日)第64回熊谷染芸展(第59回熊谷染作品競技会)が終了しました。

●令和6年4月18日(木)・4月28日(日)熊谷染日傘制作体験講座を開催しました。

●令和5年10月21・22日(土・日)第63回熊谷染芸展(第58回熊谷染作品競技会)が終了しました。

令和4年5月開講熊谷染技術継承者育成講座の受講生を募集中です。詳細はこちらをご覧ください。

 ※現在募集は終了しました。ご応募ありがとうございました。



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